【運命の分かれ道】高専本科卒で就職か?進学か?

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こんにちは。ケッツです。

早速ですが、高専の本科生の皆さん、こんな悩みはありませんか?

高専本科生
高専本科生

本科卒で就職すべきか、進学すべきか…悩む…。

こんな悩みに対して、このブログでお伝えしている答えは

進学するべきです。そして、専攻科を経由して大学院まで進学することを奨励します。

です。単に進学といっても、大学院まで進学するということが肝です。

この記事では、なぜ高専の本科卒業後は大学院まで進学することをお勧めしているか?について書きたいと思います。

ケッツの簡単なプロフィールです。

・とある高専出身、機械工学科卒業
・専攻科から大学院に進学
・一部上場の機械メーカーに入社し、研究開発部隊で勤務
・現在は地方で企業経営
・究極な美尻と称賛されることが多い

では本題。

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進学した方が圧倒的に稼げる

生涯賃金について

まず、このグラフを見てください。
(男性を例にします)

男性の学歴ごとの生涯賃金
  • 高専卒は約2億6千万円
  • 大学・大学院卒は約3億3千万円

生涯賃金において、高専卒と大学・大学院卒を比較すると、統計的には約7千万円、大学・大学院卒の方が大きいです。お金の面で、かなりメリットがあります。

しかし、お金の話となると、こんな疑問もあるかと思います。

高専本科生
高専本科生

進学すると、学費でかなりのお金がかかるでしょ?
将来お金は稼げるかもしれないけど、それなりの学費もかかるよね!

ケッツ
ケッツ

学費の額に対する捉え方は人それぞれだけど、専攻科からの大学院進学ルートだと、かなり格安で進学できるで!

このブログでお勧めしている専攻科からの大学院進学ルートでは、学費は割安です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。)さらに、高専から進学する場合は特別な塾代は不要ですので、進学といっても、普通科の高校→大学→大学院進学と比較して、経済的負担は少ないです。

学費を理由に進学しないというのは、非常にもったいないです。

学歴ごとでみた年収の推移

“学歴ごとの年収の推移”と“年齢”の関係を示した下のグラフをご覧ください。

年齢ごとの年収のグラフ.学歴ごとの年収の差.男性の場合.
年齢ごとの年収のグラフ.学歴ごとの年収の差.女性の場合.

高専卒と大学院卒を比較すると、男性で最大約220万円、女性で最大で年収に約320万円以上の差が生じます。

年収はキャッシュフローに直結しますので、
家庭を持つにしても、生活の豊かさには明らかに差が出ることでしょう。
趣味を楽しむにしても、選択の幅にも差が出ます。

やりたい勉強のあるなしではなく、生活のために進学するという理由でも進学を検討してみてください。

就活の時の視野が広がる

これは、ケッツ自身の体験談から感じたことです。

高専から進学すると(特に大学院まで)、研究にて多くの学会に出ることになります。

学会と聞くと、大学の研究者達ばかりというイメージがあるかもしれません。しかし、実際は違っていて、大学以外にも、色々な企業の研究者達が様々な研究を発表しています。
中にはあまり聞いたことのない企業が、すごく革新的な研究を行なっている例も多々あります。

さらに、大学院の研究では、共同研究の多さにも驚きます。僕が卒業した研究室は100%企業との共同研究でした。その中で、様々な企業の研究分野や開発しようとしている技術が確認できたのです。

これらより、

  • こんなおもしろそうな研究をしている企業があるのか!
  • こんな企業が自分の研究と似たような研究をしているのか!

など、大学院での研究生活では、就職の企業選びのヒントになることが多々あります。また、友人の例ですが、気になる企業に研究を通じてアプローチをかけることで、就活が優位となったケースもありました。

高専本科からの就職の場合、学校にきた求人の中から、

「なんかここ良さそう」

くらいの感覚で選んでいるケースが多いように感じます。
普段から、企業との接点があまりないので仕方ありません。

大学院まで進学すると、必然的に企業と接する機会は増えるため、就活の視野は確実に広がります。


研究者・エンジニアとして成長する

研究者・エンジニアとして成長する理由としては研究が挙げられます。

研究は、座学とは違い、課題解決力が鍛えられます。さらにPDCAサイクルを回す癖も研究により身につきます。

高専の本科での卒業研究は1年間ですが、大学院まで進学すると最低3年間研究することになります。よって、大学院まで進学することでかなり実力が養われます。

さらに大学院での研究は、その分野の第一線で活躍する教授が指導してくれますので、高専本科で行う卒業研究よりレベルが高いです。最先端の技術開発や研究に学生の若いうちに携わることができる経験は、大学院ならではの経験です。この経験が、研究者・エンジニアとしての成長に直結するのは間違いありません。

最後に

いかがでしたでしょうか。

この記事に辿り着いてくださった、高専の本科生は今まさに進学するか、就職するかで迷っていると思います。この記事を読んで、大学院まで目指してみようと決心してくれたなら、こんなに嬉しいことはありません。

以上に書いた内容以外でも、本科からの就職と進学で疑問点や不安な点がございましたら、お悩み投稿BOXからお聞かせください。ぜひお気軽にどうぞ。

この記事が参考になった方、以下のAmazonリンクから日用品や参考書などを購入頂けますと更新の励みになります。何卒よろしくお願いいたします。

また、高専の専攻科生で就職か大学院進学かで迷っている方はこちらの記事がお勧めです。