※本記事は広告を含んでいます
どうも!肩パワーパッドことKPPです。
本記事では、就職を考えている本科生・専攻科生からの
- 就職すべきか迷っている
- 正直、働くイメージがわかない
- 就職して活躍できる気がしない
というお悩みについて、今日から実践できる具体的な解決方法をご紹介します。
それでは早速、行ってみましょう!
まずは私、肩パワーパッド(以下、KPPと称する)の簡単なプロフィールです。
将来日本を支える高専生の皆さんに私のキャリアにおける失敗談、経験談を知ってもらい、皆さんの人生設計に役立ててもらうことを目指してブログを発信しています!
本ブログでは、就職する場合、高専→専攻科→大学院のキャリアを経て就職することをオススメしています。
そのため、現時点で就職後に活躍できる自信がない方には、是非大学院まで進学して就職することを目指してほしいのですが、本記事では進学しなくても、今すぐ上記悩みを解決する方法をご紹介します。
まず、上記の悩みのほぼ全てが“自分のスキルに自信が持てないこと”によって、生じています。
そして、自分のスキルに自信が持てないのは、ほとんどの場合、以下2つの高専特有の理由から来ています。
自分のスキルに自信が持てない原因と解決策
高専で学んだ内容が身についていない
高専は普通高校と違い、卒業までの5年間、定期テスト以外に受験のように学んだことを総括するような試験がありません。
そのため、私もそうでしたが、定期テストが終わってしばらくすると、勉強した内容を忘れがちです。
編入試験などの勉強をした人は振り返る機会がありますが、就職する場合はそのまま忘れたままの部分も多くあります。
高専のカリキュラムはしっかりしているので、ちゃんと整理して記憶できていれば、色々応用できる知識があるものの、自信がない人ほど、学んできた知識が頭の中で整理できていないケースがほとんどです。
そのため、
一度これまで学んできた内容を総復習して再整理すること
をオススメします。正直、面倒くさいですが、たったこれだけで、エンジニアとしてのあなたの能力は格段に飛躍します。
また、整理する際は、公式などは暗記する必要はありませんが、目的を理解することを必ず意識してください。
また、これから授業で学ぶ内容についても同様に常に目的を意識して整理することで、着実に身に付くので、ぜひ実践してみてください!
特に高専の授業は専門的であるが故に、日々の授業で学んでいることの位置付けが分からなくなることが多々あります。
時折、今学んでいることを俯瞰することで、専門科目を苦手と感じている方でも、理解しやすくなります!
自分の実力を客観視できず、過小評価している
高専では、同じクラスで5年間ほぼ同じメンバーで過ごし、共通テストや大学受験もないため、自分の実力を知る機会がありません。
その弊害として、仮に自分が優秀だったとしても、同じクラスの自分以外の同級生全員がより優秀だった場合、自分は勉強ができないと勘違いし、勉強ができないため就職しかないと誤った考えに至る可能性があります。
これは、働きアリの法則(※)に似た考え方で、実際自分は優秀であるのに、周りが自分より優秀のため、無意識に自分はできない人間と過小評価し、本当に勉強が苦手となってしまっている可能性があります。
※働きアリの法則・・・ある集団をよく働く・普通・働かないに分けた場合、割合が2:6:2になるという性質のこと。仮に、よく働くアリだけを抽出して再度集団を編成しても、普通・働かないアリが発生する。普通・働かないアリだけで分けても、同じように分かれる。この現象はアリだけに限らず、人間社会や自然界のあらゆる場面で存在している。
これは高専の仕組み上、仕方がないのですが、回避する方法が2つあります。
- 資格を取る
- 学外の集団活動に参加する
要は、高専のクラス以外で、自分の能力を客観的に知る機会を意図的に作ることが重要です。
恐らく、高専でちゃんと進級できている場合、ある程度のレベルの実力が備わっていることに気付けるはずです。
なぜなら、“高専生は優秀”という言葉が、いたるところで言われるように、あなたは優秀な人間である可能性が高いです。
そのため、自身の能力を適切に把握し、それに見合った進路選択をすることをオススメします。
繰り返しになりますが、本ブログでは、就職する場合、高専→専攻科→大学院のキャリアを経て就職することをオススメしています。
就職を迷っている高専生は以下の記事を読んで頂き、進路選択の一助としてください。
おわりに
いかがだったでしょうか。
もちろん、上記の2つの要因以外にも、人によって様々な要因がありますが、上記の解決策を実践することで、就職に対する不安を確実に低減できます。
エンジニアとして仕事をする中で、仕事道具(知識)は一つでも多い方が有利です。忘れてしまっていては、使うことができないので、将来的なあなたの実績に効いてきます。
高専時代の学びを将来活かせる人間か、活かせない人間か、たった一度の復習だけで大きく変わりますので、是非実践してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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例えば、マクローリン展開であれば、なぜこの考え方が必要なのか、この考え方を使うと日常で何ができるか、といった観点で整理すると、使える知識として脳に定着します。