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どうも、肩パワーパッドことKPPです。
今日は、専攻科生の方からの
大学院の研究室探しの際に見るべき観点が知りたい
といったご質問に対して、研究室選びで絶対見るべき7つの観点をご紹介します。
以下に当てはまる人は必読です。
- 研究室選びで失敗して後悔したくない人
- 研究室選びで迷っている人
- これから研究室探しを始める人
まずは私、KPPの簡単なプロフィールです。
将来日本を支える高専生の皆さんに私のキャリアにおける失敗談、経験談を知ってもらい、皆さんの人生設計に役立ててもらうことを目指してブログを発信しています!
では早速、行ってみましょう!
研究室選びの観点
まず、前提として研究室を選ぶ観点は個々人の目指す姿によって大きく変わります。
そのため、本記事では進学後に以下3つを達成するために必要な観点をご紹介します。
- 大学院で研究成果を出す
- 大学院で充実した学生経験を積む
- 就職活動で自身の希望を叶える
研究室選びで見るべき7つの観点
研究テーマの魅力性
大学院へ入学し、修論発表が終わるまで2年間の大半を研究に費やすため、情熱を持って取り組めるテーマがある研究室を選ぶことが重要です。
研究を進めていく中では、地味なコツコツ作業が必要となったり、せっかく実験準備して試験しても、全く予想外の結果がでたり、些細なミスで実験を失敗したり、心が折れる場面が無限にあります。
そんな時でも、自身が情熱を持って取り組んでいるテーマであれば、知的好奇心をもとに根気強く取り組むことができるため、この観点が重要と考えます。
教授の人柄と業界での知名度
研究テーマと同様、2年間お世話になる教授の人柄も非常に重要です。
人柄については、M1の学会発表や研究室訪問で実際に会って話してみて、確認しましょう。
教授でなくとも、完璧な人間はこの世にいませんが、少なくともハラスメントがないことや、学生からの評判は確認しておきましょう。
また、教授の知名度や権威も重要なポイントです。有名企業や研究機関との共同研究を行っていたりして、業界で顔が利く教授の場合、就職活動時に教授の推薦が強い効果を発揮したり、非常に有利に就活を進められます。
そのため、希望する研究室の研究テーマの中で、外部との共同研究がされているか、研究室の歴代の先輩の就職先はどこが多いかホームページから調べることをお勧めします。
院生の研究レベル
研究室の院生の研究レベルは、ほぼそのまま入学後のあなたのレベルを示します。
そのため、論文サイトで研究室の先輩の論文を調べ、研究レベルを把握しましょう。
また、研究室のホームページを見て、学生と教授の学会賞の受賞歴を確認するのも有効です。
多くの賞を受賞している場合、あなたの2年間の研究ライフもきっと実りあるものになります。
実験装置の充実度
あなたの研究成果は、基本的に研究室で保有している装置の能力に依存するため、装置が揃っている研究室を選びましょう。
もちろん、必要に応じて外部の装置を借りることもできますが、予算が必要となったり、予算を取るための稟議が必要となるなど、少しハードルが上がります。
その分、ある程度の装置を自前で揃えている研究室であれば、当然その装置が使える前提で研究計画を立てられるため、研究に集中できます。
是非注意して確認してください。
キャンパス内や大学周辺の環境
キャンパス内に食堂やジムなどの施設が充実しているかどうか、大学周辺に飲食店などの環境が整っているかどうかも重要です。
近場で食事しやすい環境であれば、研究室メンバーや友人との交友関係が深まりやすいですし、ジムや散歩道などがあれば研究の合間に手軽に運動できるなど、研究や勉強の効率が上がるためおすすめです。
卒業した先輩の就職先
上述した研究室の先輩の進路だけでなく、学科全体の卒業生の就職先も必ず確認しましょう。
特に、毎年一定数就職している企業がある場合、大学として太いパイプを持っている可能性が高いです。
自分が興味のある企業に毎年就職しているかどうか、学科全体の就職先のレベル感も確認しましょう。(入学するとすぐ、夏のインターンシップに向けた準備が始まるため、入学前から就職のイメージは持っておくことをお勧めします。)
大学の知名度と入試難易度
レベルの高い大学であっても、専攻科から推薦で受けられたり、試験科目が自分の得意領域に偏っていたりで入りやすい穴場があったりするため、その観点も考慮して探しましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか?
もちろん本記事で紹介した観点以外にも、考慮すべき点はいくらでもありますが、大学院卒業時点でどうありたいか、そのためにはどのような研究室が理想的か、を考えるとシンプルに必要な観点が見えてきます。
大学院の研究室選びは、あなたの人生を大きく変えるほど、重要なことなので一度じっくり時間を取って考えてみてください。
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