進路に悩む高専生必見!大学院まで進学するメリット6選

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※本記事は広告を含んでいます

どうも、肩パワーパッドことKPPです!

今日は、就職か進学かで進路を迷っている方に向けて、自身の経験談から大学院へ進学するメリットを紹介します。

この記事が、大学院進学を迷っている皆さんの進路選択の一助となれば幸いです。

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大学院に進学することで得られるメリット

 大学院進学のメリット

  • より高度な専門知識が身につく
  • 研究能力が身につく
  • 研究を通じて世の中に貢献できる
  • 研究職のキャリアが選べる
  • 周囲に優秀な人が多い
  • 学位が高くなる(マスターやドクターになる)

より高度な専門知識が身につく

 大学院ではより高度な専門知識を習得できます。
研究を通じて、より専門的な分野において深い理解を得ることができます。

もちろん、大学院に進まず、就職してもある程度の専門知識は身につきますが、大学院ほど短期間で特化した専門知識を身につけることは難しいです。

専門性を持つことの重要性としては、どの分野でも良いので、何か一つの分野に特化すると、分野を問わず同じような粒度で世の中を見れるようになります。

例えば、金属の微細組織の制御によって、金属材料を高強度化する研究をしていたとします。
その人は専門知識として、世の中の金属は全て同じように微細組織を有していて、その組織を制御することで、金属を高強度化できるという原理原則その制御方法に関する専門知識を持っているとします。

彼が就職して働く中で、勤め先若手の早期退社が問題となり、会社として一般的な対策は色々試したが効果がででず、早期退社を減らす画期的な方法を考える仕事に抜擢されたとします。

その際、専門知識がある場合、会社組織を金属の微細組織と考え、それを高強度化する方法を人間組織に応用できないかと自然に発想して考えることができます。更に、大学院で研究経験があれば、実験も自分で検討してPDCAを回せるため、成果が出やすいです。
専門知識がない場合、ネット情報や誰かに相談したりしてある程度は対応できますが、ゼロから自分で創意工夫してオリジナルの方法で現状打破することはなかなか難しいです。

なので、何か一つ自分の誇れる専門性を持つことは、あなたの人生を攻略するうえで、ひとつの武器になります!

ただ、大学院に行かなくても、専門知識を身につける方法があります
それは、読書することです。学歴が無くとも成果を出している人は必ず読書をしています。
それも、一つの領域に限らず、幅広く様々な分野の本を読み、知識のアンテナを張っています。

是非皆さんも、本を買って読書する習慣を身につけてください!

研究能力が身につく

大学院では授業が比較的少なく、集中して研究に取り組むことができます。
研究を通じて、問題解決や分析能力、論理的思考力などを高めることができます。

研究を通じて、分からないことを分かるようにする。更にその結果をまだ分かってない人に分かるように説明する。

文章にすると簡単ですが、この一連のプロセスがちゃんとできる人は必ずどこへ行って何をしても評価されます。

なぜなら、逆に、分からないことを分からないままにする。更にその結果をまだ分かってない人に分かるように説明できない人が他人から評価がされない人だからです。

研究では、分からないことを分かるようにするのはもちろん重要ですが、その価値を他の人に正しく伝えられてこそ、初めて評価されます。

教授の人でも、授業で説明下手な人がいるじゃないか!との意見があると思いますが、彼らは論文という方法で自分の考えを正しく表現しています。なので皆さんも、目の前のテーマだけで無く、そういうスキルを身につけることを普段から意識して、研究に取り組んでみてください。

ちなみに、私は昔、以下の本を読んだのが、研究者としての大きなターニングポイントとなりました。
少し高い本ですが、一生使える知識が身に付きますので、是非お時間あるときに読んでみてください!

研究を通じて世の中に貢献できる

大学院では研究成果を学外に向けて発信します。そしてその研究では基本的にあなたが第一人者です。
あなたの研究を通じて学術界や産業界などの世の中へ貢献できます。

やはり、自分の研究テーマを通じて、世の中に貢献できたら嬉しいですよね。

大学院への進学時は、自分が解決したいと考える社会問題の解決に繋がるテーマであるかどうかや、世の中への貢献度や影響度が大きいかどうかなど、研究を通じて世の中にどう貢献できるかを考えて選んでほしいです。

もちろん、純粋に自身のスキルアップのために進学するというのも、理由としてはありですが、結構な確率で入学後にまぁいっかと心変わりしやすいです。そうなると、あまり研究にも力が入らず、不完全燃焼な2年間になってしまうため、2年間で世の中にどのような価値を提供したいかと大義名分を持って研究に取り組むようにしましょう!(研究は本当にうまくいくことの方が少ないので・・・!笑)

研究職のキャリアを選べる

大学院卒業者は研究や開発などの高度な職種に就くことができます。
専門知識と研究経験は、就職活動において、あなたの強みとなります。

もちろん、高専卒や学部卒でも研究職に就けない訳ではないですが、殆どの企業でそういう採用構造になっています。一方で大学院に行くことで逆に研究や開発以外の領域に付きにくくなることもあるため、注意しましょう。

大学院へ進学する際は、ぼんやりでも将来どういう仕事をしたいか、プライベートとのワークライフバランスをどの程度重視したいかは明確にしておきましょう!

自分の深層心理で、どのようなキャリアを望んでいるのか調べる方法の一つに、キャリアアンカーを調べるという方法があります。特段、登録などなく20~30分あれば調べられるため、是非一度調べて自己分析しみてください!!

キャリアアンカーとは?8つの分類と適職を知るメリット|グロービスキャリアノート
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周囲に優秀な人が多い

大学院は優れた教員や研究者との交流や、同じ志を持つ仲間との議論によって、あなた自身のレベルアップが図れます。

これは大学院進学の強力なメリットです。

自分の周りの5人を平均すると自分になるという言葉があるように、研究室のレベルが高ければ高いほど、あなたも成長できます

そのため、是非研究室選びの際は、M2の学生のレベル感をしっかり確認しましょう!

2年後にはあなたもそうなっているはずです!

学位が高くなる

大学院修了後には修士号や博士号を取得できます。
これは、学術的な知識と研究能力を証明する資格であり、学術界や研究機関でのキャリアを追求する上での有利な要素となります。

大学院進学すべきかどうかとよく相談を受けるのは、女性が多いです。なぜかと言うと、女性は多くの方が出産や育児がキャリアに関わってくるため、悩む傾向があります。最近では、男性の育児参画も進んできていますが、女性の負担が大きいのは事実です。
進学を迷っている人におすすめする考え方としては、学術的に世の中に名を残したいか、もしくは企業の研究・開発職・エリート・幹部としてキャリアを築いていきたいか、自分に問いかけてみてください。
両方ともこだわりがない場合は、大学院進学しないのも一つの考え方です。早いうちから経済的に自立したり、激務ではなくワークライフバランスを重視した方が、トータルの人生では早く結婚や子育ての準備ができたり、人生が充実することもあります。

まずは自分のやりたいこと30歳、40歳、50歳のイメージ、そこに大学院進学がどのように影響するかを是非この機会に考えてみてください!

終わりに

いかがだったでしょうか?

大学院進学には、2年間を投資する必要がありますが、長い人生で見れば必ずプラスに働きます!迷った挙句に行かずに後悔するのであれば、最初から割り切って進みよりなりたい自分を目指しましょう!

他にも、本ブログでは今回紹介した観点と全く異なる観点から、大学院進学のメリットを紹介しています。
是非皆さんの進路選択の一助としてください!

本記事が参考になった方は、参考書や日用品など、以下のリンクから購入してもらえると更新の励みになります!