高専生が後悔しないために今からできる習慣5選

メカメカブログ記事、高専生がより優秀になるための必須スキルと習慣ランキング5選のアイキャッチ
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前提を深堀りすると、依頼主は目が不自由な方で、何度も何度もコップを落として壊してしまうため、壊れにくいコップを作って欲しいと依頼していることが分かったりします。そうすると、依頼主が本当に求めているのは、壊れにくいコップではなく、落としにくいコップであることに気付くことができます。

この考え方は、非常に高い営業利益率を誇り常に就職人気上位のキーエンスさんの中でも「顧客の求めるものを作るのではなく、真の課題を発見する」という言葉として社内で徹底されているほど重要なことです。
なかなか学校で教えてくれるものではありません。

このような文系的で感覚的な思考は、高専生の皆さんは比較的苦手な領域と言われています。
その理由は、技術の深い部分を突き詰めて理解しようとすればするほと、どうしても実際の使い手1人1人の感覚とは遠ざかってしまう傾向にあるためです。

しかし、高専生はせっかく精度の良いコップを作るスキルを持っているのに、ほぼ同じ仕事量でも、前提を深掘ることで、もっと世の中に大きな価値を提供できることに若いうちに気付いてほしいです。このことに気付かず、精度よくコップを作ることや壊れにくい材料を突きつめることばかり考える人が、世の中に非常に多く感じるため、皆様には常日頃から前提を疑って真の課題を見つけることを意識して学んでいってほしいです。

自分以外の第三者の立場になって考えるスキルを磨くには、以下の方法をオススメします。

  • 議論や交渉の際に一度相手の主張を聞き入れ、なぜ相手がそのように主張するのか、相手の背景や経緯から発言の真の意図を推定すること。
  • トラブルの仲裁に携わる際に、中立的な立場で両者の事情と主張を聞き、両者の立場に立って本質的な課題を探り、課題に対しての解決策を考えること。
  • ニュース・広告・漫画・小説・映画などを見るとき、作り手や登場人物の立場に立って考えること。
    特に政治がらみのニュースは、本当に背景が深いため良い練習材料になります。
    ニュース記事の表面的な情報だけでなく、本質を理解するように心がけましょう!

3位以降は更に重要な内容となるため、有料ノートとさせていただきます。
ペットボトルのコーラ1本の値段の割には、内容が非常に濃く、読み応えのある内容に仕上がっており、マスターすると確実に周囲から一目置かれること間違いない内容となっていますので、是非購入して読んでみてください!