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どうも、肩パワーパッドことKPPです。
今日は、高専進学を考えている中学生や親御さんからよく聞かれる
高専に進学するメリットって何?
というご質問に対して、高専卒業の私自身の経験からの考察を記事にしてみました。
是非最後まで読んで頂けますと、幸いです。
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まずは私、KPPの簡単なプロフィールです。
将来日本を支える高専生の皆さんに私のキャリアにおける失敗談、経験談を知ってもらい、皆さんの人生設計に役立ててもらうことを目指してブログを発信しています!
では早速、行ってみましょう!
まず、高専を卒業することのメリットは大きく以下の3点あります。
個々人のキャリアプランにもよりますが、卒業後に就職するにしても、進学するにしても明るい未来が待っていること間違いなしと考えています。
メリット1 就職に強い
高専は就職に非常に強いです。学生一人当たり、複数の求人がくるのはもちろん、多くの有名企業へ毎年就職をしている安定の実績があります。
全国にある高専の内、進学先の高専や学科によっても若干変わりますが、地方であればその地域で最も有名な企業へも就職実績がある場合がほとんどです。
この理由は、企業側の目線から考えると分かりやすいです。
高専は高度経済成長期に大卒相当の技術者を5年間という短期間で育てることを目的として作られたため、企業側からすると大卒より更に若く吸収力があり、まだ何色にも染まっていない優秀な学生を雇用することができるという大きなメリットがあります。
高専という学校についてはこちらの記事をご参考ください。
そのため、有名企業への推薦枠を持っていることが多いです。
では、推薦があるとなぜ良いかというと、就活時に高専からの推薦という後ろ盾があると、企業側も落とすことにリスクがあるためです。(落としてばかりだと、今後、高専から優秀な学生を送ってもらえない可能性がある)
このような理由から、高専の就職先は非常に良いです。
詳細は、各高専の直近数年分の就職先リストを確認してみると良いでしょう。
きっと、就職先の顔ぶれに驚くと思います。
メリット2 進学先のレベルが高い
高専は就職と同様に、進学にも非常に強いです。
高専からの進学ルートとしては以下の3つのルートがあります。
どのルートも秀逸なのですが、本記事ではパターン1の大学編入について紹介します。
(パターン2,3の専攻科進学について興味がある方は、下に貼ってある記事をご確認ください)
パターン1 5年卒業後に大学の3年生に編入する
パターン2 5年卒業後に専攻科に進学する
パターン3 専攻科2年終了後に大学院に進学する
高専から大学の3年生に編入する場合、通常の大学入試に対して、有名大学に入りやすいです。
もちろん、相応に受験準備が必要ですが、複数の国公立大学や私立大学を併願できること、競争相手が少ないこと、試験科目と範囲が限られることなどが主なメリットとして挙げられます。
入学する高専や学科、その年のレベルにもよりますが、私の場合は高専全体の内の、中の上レベルの高専で、学科40人弱の中で、就職組を除いて順位が上位の複数人は旧帝大と専攻科へ進学、中間層は専攻科や地方国立や長岡・豊橋科技大学へ進学、順位が悪かった人でも地方国立へ進学する人が複数いたりなど、適切に準備をしていれば進学先はかなり良い印象を持っています。
最近ではこの高専の進学の良さが世に知れ渡ってきて、進学予備校として紹介されることがあるほどです。
これから高専進学を検討されている方は、受験する前に一度、高専の進学実績を確認することをオススメします。
こちらも就職先と同様に、驚くと思います。
メリット3 大学卒に比べて2年の差がある
高専では、通常高校で3年間と大学で4年間かけて学ぶところを、5年間で学びます。
この短縮された2年の差が非常に大きいです。
2年分学ぶ内容が少ないのでは?と疑問を持たれることがありますが、そんなことはありません。
高専の歴史の中で洗練された学習プログラムと大学受験対策の必要がないため、これだけの時間短縮が実現されています。
また、大学編入した友人の経験談では、大学3年に入っても高専の4,5年生で学んだ内容を再度授業で学ぶことが多々あるという話をよく耳にします。
5年間しっかり学び、短縮された2年をどう活かすかは自分次第ですが、1年間の留学へ行ったり、長期インターンシップを経験したりなど、多種多様なキャリアプランがありますので、入学前に高専の留学プログラムやインターンシップ情報などを是非確認してみてください。
高専を受験される方へのメッセージ
ここまで高専進学のメリットをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
入学される前に、進学先の高専についてよく調べ、しっかり自分自身が進みたい卒業後の進路まで考えたうえで、入学することをオススメします。
入学時にある程度高い目標を持っていなければ、日々の授業のペースの速さや専門科目の難しさなどで目標を見失ってしまい、あっという間に編入試験や就活が始まります。
本記事を読んでくださった皆様がより良い就職先や進学先に進み、より多くの方が高専を目指してもらえるようになればと考え、今後も有益な情報を発信していきますので、皆さん頑張ってください!
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