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どうも、肩パワーパッドことKPPです。
高専生は一般的に頭が良いと言われているが、実際のところどうなの?
というご質問について解説したいと思います。
以下に当てはまる方は必読です。
- 高専進学を検討中の方
- 自分の実力を把握したい高専生
まずは私、KPPの簡単なプロフィールです。
将来日本を支える高専生の皆さんに私のキャリアにおける失敗談、経験談を知ってもらい、皆さんの人生設計に役立ててもらうことを目指してブログを発信しています!
では早速、行ってみましょう!
結論からお伝えすると、
高専生の中には、東大や京大にいてもおかしくないような秀才から、留年ギリギリで卒業する省エネタイプの学生まで幅広く存在しています。
頭の良さの定義にもよりますが、後ほど説明する5つの理由から、高専生は比較的頭は良いと考えて差し支えないでしょう。
高専生の頭が良いと言える理由
元々偏差値60程度の壁を超えて入学している
高専の中でも差があるものの、全国的に偏差値がおよそ60程度です。
偏差値60というと、およそ上位16%ということなので、基本的には中学時代に平均より上位の成績の方が入学しています。
そのため、入学時から元々頭は良い方と考えられます。
高専特有の教育の中で問題解決力や実行力を習得している
高専では、一般的な高校から大学に進学する場合と比べて、大学受験に重きを置いた勉強ではなく、社会に出てあらゆる無理難題に立ち向かうための実力を身に付けることに重きを置いています。
そのため、高専生は在学中に様々な無理難題にも対応できる問題解決力や実行力を身に付けます。
また、私個人の推測ですが、高専では、中学卒業の若い段階から小難しい専門的な問題に対して分からないなりに実習や実験を論理立てて進め、更にそれをレポートに整理してまとめる授業が多々あります。
これをほぼ毎週のハイペースで繰り返す中で、恐らく、多少自分が知らない難題でも、自力で解決できる力が知らず知らずの内に身についているのだと考えます。
このスキルこそ、大学受験合格を目的として勉強する一般的な進学校の学生に対して、高専生特有の強みだと思います。
高い留年ボーダーを乗り越え、卒業時には一定以上の学力レベルが保証される
高専のカリキュラム上、ちゃんと授業の要点を抑えていかなければ、単位が取れません。
更に、高専のカリキュラムは一般社団法人日本技術者教育認定機構 (JABEE)によって国際的に大学と同等レベルであることが保証されているため、卒業時には一定以上の学力レベルが保証されます。
【JABEEについてはこちら】
https://www.kosen-k.go.jp/nationwide/feature/hj_1-13kyoiku_jabee.html
編入や大学院試験で有名大学に入る人が多い
各高専の進学先を見てその大学名に驚くことがあると思いますが、高専から有名大学への進学率は極めて高いです。そのため、最近では国立予備校とも囁かれています。
これは、高専生や専攻科生以外に編入試験や大学院試験を受ける人が少ないこともありますが、高専生は大学に入ってからも授業や研究で内部生と遜色なく活躍する人が多いです。
そのため、高専から大学編入したり、専攻科から大学院進学できるレベルの学生であれば、その大学相応の学力レベルかそれ以上にあると言えます。
有名企業でも多くの高専出身者が活躍している
高専で学んだ人は、就職してからも社会の様々な分野で活躍しています。
統計を取ったわけではないため、あくまで私の個人的な体験談ですが、実際、私が某自動車メーカーで仕事をしていた際、この人すごいな〜と思う人に限って高専出身者だったという経験が多々ありました。
(すごいと感じるのは、普通の人が諦めるような詰んだ状態でも、粘り強く取り組み成果を上げる部分などです。)
もちろん、普通の大学卒の中にも優秀な方はたくさんいますので、個人的な意見としてご理解いただきたいのですが、受験の知識は数年すると忘れますが、目の前の壁を泥臭くてもどうにかして乗り越えることができる部分が、高専卒業生が社会で活躍できる理由の一つと考えます。
まとめ
- 入学時:およそ上位16%の壁を越えて入学している
- 在学中:問題解決力や論理的思考力が日々鍛えられる
- 卒業時:国際的に大学と同等レベルの教育を受けたことが保証される
- 進学後:有名大学への進学率が高く、進学先でも問題なく活躍できる
- 就職後:有名企業でも活躍できる人が多い
総じて言うと、高専生は大学受験のように自分の実力を測る機会がないため、実力は表に出てこないものの、上記の5つのポイントから頭の良さは高いレベルにあると考えます。
もちろん、高専卒業者も人間なので一概には言えませんが、総じて頭は良いと言えるでしょう。
これから入学される方や高専生の皆さんも、社会では約1%に満たない少数派である高専生として誇りを持って活躍してください!
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